URUMI Forever

私事ではありますが・・・

我が家のワンコの長女URUMIが先日空へ旅立ちました

自身の思い出に残すためにも・・・と思い、記事にします。

 

 

 

URUMIが我が家に来たのは今から13年前・・・

次男YORITOが小学五年生のとき

音楽会の見学中にTSUKASAから電話がありました

知り合いの会社へ行ったら、捨て犬を保護してるというのです。

解体するアパートの中にゲージに入れられたまま

餌と、血統証と、リード、餌箱、セーターとともに置き去りになっていた

2歳のミニチュアダックス

それがURUMIです

 

ちょうどその頃犬が飼いたいと言っていたYORITO

毎日のように近所のミニチュアダックスに会いにいってました

何度かペットショップに見に行ったこともありました

 

そんな時だったので迷うことなく

音楽会が終わったらすぐに家に戻り、

家にいた長男と一緒に迎えに行きました。

迎えに行くとURUMIはガタガタ震え

目に見えるほどのフケ

可愛そうにまん丸の目で私たちを不安そうな目で見つめていました。

 

 

連れて帰り、初めてのワンコ、、、

さぁ~どうしたらいいのかわからず

あたふたあたふた・・・・

本を買いにいったり、まずは病院!と、近所の動物病院へ・・・

病院では先生をいきなり噛み付き「いてててて~~」先生痛そう

今でも通っている藤沢市の「きよの動物病院」の院長先生です

 

 

そして、学校からウキウキ帰ってきたYORITO

URUMIを抱っこしたいと手を出してかまれました(笑)

 

やはり、置いてけぼりにされてしまったので

かなりの人間不信になっていたようです

 

特に男の人には噛み付くようでした

きっと、、何かされていたのかな?

可愛そうに、、、そう想像するしか出来ませんでしたが

いつか直ると信じて家族として迎え入れました

 

長男の名前は 麗太(れいた) 心麗しく・・そしてたくましく心が太く育ってほしいと

次男の名前は 麗斗(よりと) 心麗しく・・そして北斗七星のように心に輝きを持って欲しいと

 

我が家の長女・・・麗美(うるみ) 心麗しく・・姿美しく・・・

 

名前はその日のうちに皆の大賛成で私の意見に決まり!!

 

そして次の日の朝・・・

 

目が覚めると部屋のど真ん中に

大きな大きな・・・う○ちがありました

 

怒るというよりビックリ・・・この小さな身体から

こんなに大きなものが出てくるのか?

と思うほどのご立派なブツだったので

きっと何日も出来ない状況だったんでしょうね

 

 

それからは、いつでも麗美(うるみ)を連れて出かけるようになりました

留守番させようものなら・・・

テーブルの上に大きなブツが

 

まるで人間のように表情があり

嫌がらせをしたときにはビックリしてるこちらの様子を

ざま~みろといった感じにチラ見して立ち去ります(笑)

 

TSUKASAのことが大好きで大好きで

毎日TSUKASAの後をついて歩いて

トイレ中はトイレの前

お風呂中はお風呂の前

休みの日は何故かわかるようで朝から足元から離れません

 

そんなURUMIが私たちも大好きで大好きで

URUMIさん~URUMI姉さん~

と、VIPあつかい

URUMIがいたおかげで犬との生活の楽しさを知り

二頭目が欲しいとMIYUUを向かえ

三頭目には大型犬フラットコーテッドレトリバーのRENを向かえ

そしてまさかの四頭目にSORAを迎えたわけです

 

RENは残念ながら2歳半ばにして癌で亡くなり

五頭目のBEACHがSORAよりもひとつ上だけど

一番下っ端で四歳のときに我が家にやってきたのです。

 

 

 

 

そんなワンワンパラダイスな我が家になったのは

URUMI様のお!か!げ!

URUMIとの思い出はどんどんどんどん出てくる出てくる

TSUKASAとしんみり麗美さぁ~なんて話してると

尽きない尽きない、そして、笑っちゃうことが沢山です

 

 

こちらに越してきてから年もとっているしと

留守番してくれる者がいた頃は留守番のことが多かったのですが

去年は我が家に留守番約の人が誰もいなかったので

いつも一緒にお出掛けしました

本当に沢山・・・・

 

アジサイ見に下田に行ったり

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軽井沢や清里に行ったり

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大人二人と犬だけでディキャンプにも

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毎年恒例の夏の旅行も

全員そろって・・・

この写真が本当に大好き!!みんなが笑ってこっち見てる

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たっくさん~海で遊んだ夏

一生忘れない


 

そのほかにも諏訪湖や新潟などなど

セサミ号大活躍でお出掛けしました

 

そうそう・・・西日本ワンダフルツアーもいったよね!!

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先日、犬ともLYLA家が来て思い出した

去年の三月にはLYLAちゃんとも遊んだんだ~

URUMIがLYLAちゃん近寄ると「わん!」と一喝

するとLYLAちゃんが飛び跳ねる(笑)

そんな、本当にたくましい~怖い姉さんでした。

 

しかし、、

今年の四月に血液検査で腎臓が悪いと指摘

腎臓ケアのフードに変えて様子を見てました

あまりにも尿の量と回数が多いので診てもらうと

膀胱炎だとわかりお薬で2ヵ月半に渡り治療

やっと治った~~と一安心の夏でした

 

 

9月の最初の日曜日

TSUKASAがア車マガジンのイベントで一日家を空けた日

何やらURUMIの様子が変・・・・

動きが遅い?止まったり?元気がなさそう?

TSUKASAがいないからかしら?

そう思いながらも月曜日病院へ連れて行くと

 

検査の結果・・・

腎不全が進み、人間だったらもう死に至ってる数値だと・・・

計れないレベルだそうで・・・もってあと10日

出来ることは電解質の水を毎日注射すること

それをすると毒の成分が薄まり本人も少し楽なんだと・・・

(専門的なことはよくわからないので聞き間違いなどあるかもです)

具合が悪くなったとたん食べなくなり

肉煮てみたり缶詰色々試してみたり、スープあげてみたり、、、

 

確かに15歳だし

あとどの位一緒に入れるだろうと覚悟はしてました

でも、、でも、、やはり心の整理はつきません

 

 

お休みの日

もう~一緒に散歩に行けないかも・・・と

いつもの公園へ

 

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URUMIは大好きなTSUKASAの抱っこで

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もう少ししたら木々の色も変わりそうな・・・

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四匹そろって最後のお散歩です

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もう~本当に食べなくなったURUMI

なんでもいいから食べてくれ~~

TSUKASAが食べてるサンドウィッチのハム

これが最後にURUMIが食べたもの

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なんでURUMI姉さんだけ~~?と覗き込む面々

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「あんたたち!食べ過ぎると太るわよ!!」URUMI

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URUMIが具合悪いと連絡すると

長男も見舞いに来てくれました

 

 

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「NAGI君~URUMI姉さんだヨォ」

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最後まで強気で

オムツしててもトイレはシートまで行って・・・

気持ちが悪くてもシートに行って・・・

水はすぐそばにおいてあっても皆と一緒のちょっと高い台の上のお水を飲む

まったく・・・

辛いだろうにそこまでがんばるの?

 

そんな姿に涙が出ます

 

 

URUMIが一人で逝ってしまうような気がして

夜中に何度も目が覚める毎日

 

そして出来ることは毎日注射に通うこと

 

17日の朝病院へ行くと

もう・・・もう・・いよいよだと言われ

何もかもが手につかない

何をしたらいいかがわからない

何をして欲しいかがわからない

ただそばにいるだけ

 

でも、セール前で大忙しだった頃

仕入れの約束の時間が迫っていたので

・・・行かなきゃ・・・

 

と、URUMIの顔に目ヤニがついていたので拭いてから、、、

そう思って拭いてると

急にケイレンが!

急いでTSUKASAを呼ぶと

目をしっかり開けて

声にならない声で吠えるんです

まるで「しっかりして!私はもう行くけど泣かないで!」って言ってるようでした

 

私たちはURUMIの声しっかり聞いて

「大丈夫だよ」

 

「大丈夫だよ」

 

何度も言いました

それしか言えませんでした

 

 

TSUKASAの腕の中で

冷たくなっていくURUMI

 

嘘だと

夢だと

幻だと

言って欲しかった

 

 

 

 

 

 

 

その日偶然

犬たちをかわいがってくれてる仲良しの常連さんが来店しました

URUMIの話をすると

肩を落としURUMIに最後のお別れしてくれました

そして一度店を出たかと思ったらオヤツを持って再度来店

オヤツを供えてくれました

また少しすると、もう一人の仲良しの常連さんが・・・

 

知らせを聞いてお花を持って駆けつけてくれました

本当に

本当に

本当にありがとう

心から嬉しかった

 

 

 

 

店が終わり

やっとURUMIを安置出来ました

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しかし、理解できない二人は

URUMIが寝ていて箱に入れて飾っていると思ってるらしく

かわいい~と・・・

それがまた・・悲しい

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次の日はお店の休みの日

まるでURUMIの計算どおり

私たちが困らないように・・・休みの前の日

そして慌てないように・・・・一週間がんばって

そして悲しんで落ち込まないように・・・セール前の忙しい時

なんて、、なんて、、

なんて親思いのいい子なんだろう

 

その日は目の覚めるような青空

 

 

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お寺でお経上げてもらい最後のお別れ・・・

 

 

「URUMIおいてったら泣いちゃうよ~」

そういうLUNA*REAに

「今、URUMIはお空に向かって走ってるんだよ」

そういうと、

不思議そうに空を見上げて

「見えない~~」

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BEACHもSORAもわかるかな?

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寂しそうな顔のMIYUU

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こんなに綺麗な空なら迷わず上っていけるね

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そして・・・

次の日のまん丸お月様

 

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URUMIは一番の特等席で見たに違いない

 

 

 

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小さくなって・・・

いや、大きさはあまり変わらないかな・・・

箱入りになって帰ってきたURUMI

 

犬ともさんからお供花が届いた・・・声にならないくらい嬉しかった

 

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そしてまた違う犬ともさんからオヤツをいただき

本当に感謝

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そして、お世話になっていた動物病院からお供花が・・・

いつも、良心的過ぎて、、経営を心配するくらいなのに赤字になっちゃうよ

本当にありがとうございました

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初七日過ぎ、、

お花も交換

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なんだかゴージャス

 

そしてまたお花が少し寂しくなった頃・・・

犬ともさんからお花が届きました

かわいい~~

思わず顔が(ママのほうね)思い浮かんだ

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またまたゴージャスに

その日同じくダックスを飼ってる常連さんが

お豆腐お土産に持ってきてくれた

URUMIの話沢山してくれた

きっと、URUMIは聞いてるよね

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まずはURUMIから食べてくださいな

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またまた次の日

犬ともさんからお花が゚+.(ノ*・ω・)ノ*.

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URUMIの前はお花畑になったよぉ~~

いい香りで私たちも癒されます

お花見るとクンクンしていたURUMI・・・

くんくんしてる姿が見えるヨォ~~((ヾ(*ゝ∀・*)ノ☆゜

 

最後食べられなくなってしまったURUMIに

たくさん食べてもらおうと

毎日、URUMIが好きなお肉を煮てお供えしてます。

 

今年の新米

一番にURUMIにあげて欲しいと友人にもらいました

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つやつやな新米喜んで食べてたよ。+゚ヽ(。・c_,・。)ノ゙

 

 

気にかけてくださった皆様

本当に本当にありがとうございました

心より感謝申し上げます

 

小さな小さなミニチュアダックス

たった2.98kgのURUMIだったけど

 

 

私たちにとって存在はかなりでかかった

そしてこれからも、、

URUMIは 永遠に 私たちの中に・・・

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URUMI Forever

今までも、これからもずっとずと大好きだよ

 

「URUMI Forever」への6件のフィードバック

  1. うるみちゃんほんとにほんとに幸せだったんだね!
    悔いのない生涯だったんじゃないかな〜
    きっと、ずっとひろみさん家族を一番そばで見守ってくれてるね!

  2. 不覚にも出かける前に読んでしまい・・・号泣 
    化粧がハゲちまったよ 
    血統書まで添えて置いてくなんて・・・・せめて里親を探してあげたらよかったのに。。。
    ひとり置いて行かれたうるみちゃん、さぞかし心細かったでしょうね
    でも、その後はひろみさんちの子として第二の犬生を送ることができ たっぷりの愛情を注がれて幸せな犬生を全うできたと思う
    大丈夫!  いつも見守っていてくれる♪

  3. エルフママ~
    本当に司といれば幸せ~って感じで
    私がやきもち焼くぐらいでした
    なんだか今も家の中にいる様な気がして
    きっと、いつもそばで見守っててくれるのかも
    ありがとう

  4. エルママ~
    そうね・・お出掛け前に読む記事じゃないかも(笑)
    本当に・・置いていった人の事は
    人間とは思えないよ
    きっと愛情も薄かったであろうと・・・
    第二の犬生・・
    私たちにとっても人生変わったんだよね
    うるみのお陰
    これからもずっと頼みます♪
    エルママいつもありがとう

  5. URUMIちゃんも・・・だったんだね。
    やっとブログを見てコメントできるように
    なりました。
    でも、記事を読みながらガイの事を思い出し
    また号泣〜
    URUMIちゃんとの出会いは、縁があったんだね。
    Hiromiさん家に来ることに決まってたんだね!
    絶対に幸せだったよ、URUMIちゃん。
    心よりご冥福をお祈りします。

  6. dukemamaさん~
    もう・・私まで読み直しちゃった(号泣)
    書いた後読めないでいたんだけどね
    コメントくれたり、お店に来てくれる人がBlog読んだよ
    うるみちゃん幸せだったよね
    ってそんな言葉かけてくれたり
    いったいどんなBlogだったかな?なんて
    読まなきゃよかった(苦笑)
    ガイ君も最後食べられなくなって
    なんて書いてたから
    同じ思いしてたんだね~と思ってました
    かなり落ち込んでいたみたいだったから
    心配してましたがコメントできるようになって嬉しい
    悲しい顔は犬たちが心配するからね
    笑顔が出るようにがんばろう~
    URUMIにありがとう

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